和僑ドリームプラン・プレゼンテーション2012in深セン

和僑ドリームプラン・プレゼンテーション2012in深セン 2012/11/18

日時:2012年11月11日(日)13:00-18:00(懇親会19:00-21:30)
イベント名:和僑ドリームプラン・プレゼンテーション2012in深セン
会場:深センシャングリラホテル3階広州ルーム
懇親会:同ホテル内レストラン
参加者:約90名
主催:深セン和僑会
議事録:梅山
11月11日(日)羅湖区シャングリラホテルにて和僑ドリプラ2012in深セン
が開催されました

年々パワーアップしていく感のある和僑ドリプラですが、今年の様子を
以下に書かせて頂きます

今回、約90名の方に会場に集まって頂きました。11月11日は中国では
光棍節といって独身者のお祝いの日でしたが、会場には中国人の方も結構おられました。

司会者は今回で3年連続となる香港和僑会の松本さんです。

松本さんは事前打合せを、なんと当日の午前中に行い、ほとんど本番ぶっつけです。
それでこれだけの舞台で司会をこなせるんだから、流石です!

オープニングの動画が音楽が流れ、司会者からの紹介で実行委員長(梅山)による挨拶、
そしてドリプラ世界大会のプレゼンター経験者による対談が行われました。

モデレーター役の熨斗さん(深セン和僑会)から
鶴岡秀子さん(2007年世界大会)、星野高章さん(2010年世界大会)が紹介され、
過去に発表された夢プランの紹介や、プレゼンその後の状況などをお話し頂きました。
対談が終わり、さて和僑ドリプラのスタート、トップバッターは殿城さん!
と期待と緊張の中、、、が、始まらない!

チャーーーーンス!

なんのトラブルだったのかよく分かりませんが、スクリーンに映像が出ない模様。

だがしかし、こんな時のために、会場にゲームを仕掛けて置いたのです!

これは日本から応援に来て頂いた田中謙二さんのアドバイスに従って、

会場の観覧者の机の下にお年玉袋を1つ隠しておき、万が一のトラブルで
会場が長い時間沈黙してしまわないように、ゲームを準備しておいたのですが、
開始早々、使う事になってしまいました(笑)

司会の松本さんの掛声にのって、田中謙二さんがステージに登場、

幸運を手に入れた方にもステージに上がって頂き、なんと群馬の三代目農家
星野さんがわざわざ持参してくれた美味しいお米がプレゼントされました!

プレゼンの準備も整ったとの事で、殿城さんのプレゼンの開始です。

音楽にのって、フルフェイスのヘルメット、グローブで登場した殿城さん、
短パン姿ですが、なんかカッコ良かったです。

ただ、パソコンと音声ケーブルの接続が悪かったのか、プレゼン中に流れる
音楽が出ずにちょっと残念。さらにグローブをつけたままパソコンを操作する殿城さん、
ちゃんとクリック出来たんだろうか(笑)

皆が集まるCAR-NIVALという夢プランを発表してもらいました。

2番バッターは古谷さんです。

彼女はドリプラの支援会の真っ最中にお店を開業し、日々の売上に悩まされながらも
自分の夢プランを語るという大仕事をされました。

実は、彼女には強い味方がいたんですよね。遠距離恋愛中の彼氏が遠く日本で、
本番前日も徹夜で彼女がプレゼンで使う写真の加工をやってくれていたんです。

今回のドリプラを通して、よりきずなが強くなった事だと思います!
そして自分の理想のお店が出来るよう、ひた走って行ってくれると思います。

3番目は藤田さん。実は今回、藤田さんは深センに来られませんでした。

実際には本番の2週間くらい前にご本人から、家の事情で深センに行けないので
辞退したい、という連絡を受けていました。

他の実行委員とも相談して、「辞退もしょうがないか」とも一回は考えましたが、
これではドリプラ精神じゃない、「全ての問題はチャンスだ」と考えを改め、
どうやったら藤田さんにプレゼンしてもらえるかを考える事にしました。

その結果、採用した方法がスカイプを使って京都と深センを繋ぐという方法でした。

ただし、プレゼンはスカイプを使うと難しいので、動画の中に音声を載せてもらう
形をとり、ステージに上がる時とコメントを頂く時だけ、スカイプで話すという
方法にしましたが、結果的に多くの方に感動してもらえるプレゼンとなりました。

世界中の旅人のためのホテル&ツアー、Feel Japan Project
は2014年始動です!
4番目は、和僑ドリプラで初めての中国人プレゼンター廖さんです。

廖さんは、自分の人生を犠牲にしてまで自分と妹に愛情を注いでくれたパパのため、
そんなパパが一生イキイキと過ごせる学校を作る夢プランを発表されました。

彼女が発表している時、会場のいたる所からすすり泣く声が聞こえました。
家族を思う気持ちは世界共通なんだと思い知らされた瞬間です。

コメンテーターの星野さんからは、星野さんのおじいさんも同じ思いで
開拓者として家族のために働いていたのかと思うと、本当に感動して、、、
と涙ながらに語っていたのが印象的でした。

そして、最後は盛田さん、若くして父親の会社を引継ぐ2代目です。

今までだったら商品化出来なかったアイデアの卵を、アイデアステーションで
形にする、という夢プランを発表されました。

プレゼンテーションの出来具合も最高だったのですが、その裏には、
盛田さんを支援するご家族や社員の方々のサポートがありました。

当日のプレゼンには盛田さんの奥様も会場に来られていましたが、
普段は控えめであまり話をされない奥様がドリプラ終了後に、
「撮影した動画、ぜひ下さいね」と、依頼されてきたので、
なんて旦那思いなんだーと感動してしまいました。
ドリプラには沢山の表には現れないドラマがあります。

本番までの準備の過程もそうですが、発表を終えたプレゼンターが他のプレゼンターと
笑顔でハイタッチを交わすなど、普通のビジネスプラン発表会ではありえないほど
お互いに関心したり、応援しあったりしています。

そんな裏舞台があるから、感極まって泣いてしまうんです。

そして泣いてしまうのはステージに上がっている人だけじゃなく、
そこに関わってきた裏舞台の人も泣いているんです。
プレゼンテーション終了後は、会場外に用意したブースで、観覧者とプレゼンターの
交流会を行いました。

ドリプラではメンターカードといって、プレゼンターを応援するメッセージを書いた
カードを観覧者からプレゼンターに贈ります。

プレゼン本番まで、自分の夢プランを悩みながらブラッシュアップして来た
プレゼンターにとって、沢山の応援の言葉は心の奥までしみ込んできます。

これがあると今後のプレゼンターのやる気に、より熱い火が灯ります。
そのくらいこのメンターカードは強い力を持っています。

プレゼンターは自分のブースで自分の商品やサービスを紹介したり、
メンターカードを頂いたり、名刺を交換したりと活発に交流を行っていました。
引き続いて鶴岡秀子さんの講演です。

鶴岡さんのご講演は、香港和僑会も含めると今回で5回目となります。
伝説のホテルの生プレゼンテーション、また鶴岡さんの最近の気づきもふまえ、
素晴らしいお話を聞かせて頂きました。

最後はドリプラ世界大会事務局長の川合径さんより、締めの言葉として総評を頂き、
また世界大会へのお誘いのお言葉を頂きました。
全体写真を撮影の後、ホテル内のレストランに場所を移し懇親会を行いました。

来年の実行委員長は岡チャンスに決まり、今年のプレゼンターと円陣を組み、気合入れ!

こんな感じで和僑ドリプラの夜は更けていきました。
今回の和僑ドリプラの様子は、ドリプラ世界大会のホームページでご紹介頂きました。

径ちゃん、ありがとうございます!

http://www.drepla.com/magazine/articles/000534.shtml

今回、実行委員長をさせて頂いて大変な事もありましたが、こんなに素晴らしい活動、
そしてイベントに関われて本当に良かったです。

ドリプラが単発のお祭りイベントとしてだけでなく、日々の仕事、生活の中にも
仕組みとして組み込まれていったら、本当に素晴らしい世の中になると思います。

今回、和僑ドリプラに関わって頂いた皆様、本当にありがとうございました。

また、一緒に活動出来たら最高に幸せです!!