日中平和条約締結40周年記念事業 『起業とイノベーションで日中の未来を切り開く』
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主催 和僑会シンポジウム実行委員会
共催 駒澤大学経済学部現代応用経済学科ラボラトリ
協力 東京華僑総会、全日本華僑華人連合総会、在日中国企業協会
日時 2018年9月7日(金) 17:00~19:00(19:00~20:30懇親会)
場所 駒澤大学深沢キャンパス120周年アカデミーホール
https://www.komazawa-u.ac.jp/facilities/campus/fukasawa.html
《開催主旨》
中国には「大衆創業、万衆創新」と呼ばれる政策があり、中国政府は国の新たな経済成長のエンジンを生み出すために積極的な支援を行っている。しかしこれは単なる国の産業政策というだけではない。若者を中心とした起業環境を整えたことで、今中国では大きなイノベーションの嵐が巻き起こっている。その典型が深圳であり、この都市は起業を支援する秀逸な「エコシステム」が発達し、独特の活気とベンチャー精神にあふれている。
翻って日本の起業環境はどうだろう?日本政府も特区政策や大学の研究成果の事業化促進などで積極的に若者の起業を支援している。しかし日本は、エンジェル投資の規模が中国の1/10、ベンチャーキャピタル資金全体の規模でみれば1/20しかなく、米国と比較すればたった1/40の規模でしかない。日本の若者は、イノベーション精神に欠けているのだろうか?それは制度や資金がないことが原因なのだろうか。
本シンポジウムでは、未来を担う若者が起業によって国のイノベーション力向上にどう貢献していくかについて語り合いたい。また日中の若者が起業や交流を通じてどうやって未来を切り開いていけばよいのか等、様々な角度からメッセージを発信していきたい。
■予定プログラム ※内容及びご登壇者は、都合により止むを得ず変更する可能性もございますのでご了承ください。
17:00 開会(司会:北京和僑会副会長 松野豊)
ご来賓挨拶
開催校ご挨拶 駒澤大学経済学部 長山宗広教授
17:10 専門家スピーチ
駒澤大学経済学部 王颖琳講師「深圳におけるイノベーション」
シンクランド株式会社 宮地邦男社長:「日本人の起業と課題」
17:40 トークセッション「若者の起業とイノベーション、日中の未来に向けて」
ファシリテーター:松野豊
パネラー:
中国側:中国人学生、華僑総会・華人連合会・在日中国企業協会、王颖琳講師 他
日本側:日本人学生、中国和僑会、川ノ上和文氏、宮地邦男社長 他
※トークセッションでの議論例
・中国の若者の起業家精神はどこから生まれるのか
・もし日中の若者が起業活動で協力すれば、どんなイノベーションを生み出せるか
・アジアの未来のために、日中政府にどんな政策を求めるか
19:00 閉会
19:00-20:30 懇親パーティ(駒澤大学深沢キャンパス洋館大ホール)