第61回定例会 7周年記念 吉田寛氏講演【香港/中国でのビジネス経験で会得した成功へのカギとは】 2013/04/02
第61回深セン和僑会定例会 7周年記念講演 吉田寛氏講演
日時:3月23日(土)16:00~18:30(15:30受付開始) (懇親会:19時~22時)
講演テーマ:「香港/中国でのビジネス経験で会得した成功へのカギとは」
講演者:Pacific Site Holdings Limited 代表 吉田 寛氏
会社HP:http://www.pfsl.com.hk/jpn/about/index.html
NNA記事:http://nna.jp/free/interview/zaikaidokuritu/zaikaidokuritu04.html
日経トレンディ:http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20110803/1037076/?P=3&rt=nocnt
会場:深セン発展銀行大厦6階1号会議室
参加者:講演会35名、懇親会30名
幹事、議事録:松岡
3月は深セン和僑会の発足記念月です。
と言う事で、今回は原点回帰と言う事で、起業家の大先輩からの体験談をお聞きしました。
たまたま、吉田社長が、この時期用事で華南地区にいらっしゃるというので、約3週間前にオファー。
快く引き受けてくださって、本当にありがたい事です。
案内を出したのが2週間前で、単にいつものGmail配信と事務局メンバーによるブログ等での宣伝だったので、そんなに人は集まらないかなぁと思っていましたが、やはり、経験者のお話を聞きたいというニーズはあるんでしょうね、すぐに申し込みがドシドシ来ました。
今回は、記念講演と言う事で、いつもよりスタートを早く設定しました。
先ず、熨斗さんより、簡単に深セン和僑会の紹介と7年の振り返りのスピーチをして頂きました。
その後、簡単に吉田社長の紹介をし、すぐに講演に入って頂きました。
以下、吉田社長の紹介です。
<吉田氏は、香港在住30年。1991年7月にPacific Site Ltd.を設立。現在、中国の東莞と青島にアパレル工場を経営すると同時に、香港内で高級日本料理店を10店舗経営されています。来る4月1日より、香港日本料理店協会の会長に就任されます。>
大阪で生まれ、海外に興味を持つようになったきっかけから、食品商社に入り、アメリカ駐在後スライドで香港駐在になり、現地の人と直に接しながら広東語を覚えて行った事等、その頃の時代背景と共にご自身の経験を語って頂きました。
結婚して、独立する事になったきっかけや、なぜ畑違いの下着工場を経営するに至ったかの理由、10年経って日本食料理店を経営する事になった事など、起業してからのエピソードは、実際に経験したからこその説得力で、皆夢中で聞いていました。
しかし、残念ながら、すべてを語って頂くには、全然時間が足りなかった…(-_-;)。
今回は、場所が深センとう事で、製造業であるアパレル工場経営上でのエピソードを中心のお話が多くなり、飲食のお話は司会者の私が途中で遮って、かなり無理やり、飲食のお話もチラッとして頂いた、という感じになってしまいました。
こんなに経験豊富な大先輩とお話しする機会も無いでしょうから、と言う事で質疑応答に時間を十分とっていました。参加者に対して事前に質問も募集していまして、事前に頂いた質問については、前もって吉田社長に連絡し、回答を準備してもらっていました。事前に連絡してあった質問の回答が終わると、その場で質問がある方に挙手してもらったのですが、突然の質問にも回答が非常に明確で、流石だなぁと思いました。結局、質疑応答の時間は30分以上使いました。
記念撮影をして、その後、懇親会会場へ
30名ほどの方が懇親会に参加してくださったのですが、この間も吉田社長には色々な質問&相談がひっきり無しに来ていました(笑)。
少人数だと全員が行う恒例の自己紹介も、今回はちょっと人数が多いので、初参加者の方だけの発表でした。
今回は、日本語が上手な中国人の方の参加者も多く、非常に和気藹々とした雰囲気で、最後は一本締めで〆ました。
もっとお話しを聞きたいという声も多かったので、『飲食編』として第二弾を行おうか、という話も出ています。その際は、是非皆様ご参加ください。
以下は私が今回の今回のお話で印象に残った学びの言葉です。
・成功するかどうかは人に恵まれるかどうか。
・すべては自分の責任。全部自分で引き受けるように。
・山より大きい獅子は出ない。
・疑ったり、不安になる気持ちが少しでもあるなら、その人とパートナーを組まない方がいい。
・飛ぶ鳥跡を濁さず。義理はつくしておくこと。
・投資と経営は全く違う。