第1回『現場で学ぶ和僑会~新利實業有限公司 工場見学会』 2008/04/24
第1回『現場で学ぶ和僑会~新利實業有限公司 工場見学会』
皆さん工場見学をしたことがあるでしょうか?工場見学でその工場のすばらしい点を自分の会社に取り入れようとしてうまく行かなかった。そんな経験はないでしょうか?
見えている表面だけをまねようとしてもうまく行かないものです。どんなにすばらしいものを見聞きしても、受け取れるのは自分の器の大きさまでです。
今回は工場の品質改善・生産性改善のプロ林さんが、分かり易くポイントを説明しながら工場見学をします。
すばらしい点の背後にある秘密を学ぶことにより、自分が受け取れる器を大きくしてください。そして受け取ったものを応用することによって、自分の会社の改善をする。それが今回の工場見学会の目的です。
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■学べる事
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番外編となる、今回のこの活動では、『座学だけでなく、現場で学ぶ機会を設け相互向上していこう!』という考え方をもとに、企画しました。
ここで学べる事は・・・
取引先から見放された工場をたった2年足らずで中国進出口500強企業に入る工場に立て直すことができた理由に触れることができる。
3000人の従業員を引っ張って行く原田さんのリーダーシップと経営哲学に触れることができる。
どうやって中国人スタッフを育てたかを知ることができる。
原田哲学があふれる現場を見ることができる。
です。今から楽しみですね!
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■新利実業有限公司(SOLID)原田則夫 総経理のご紹介
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1994年創業。オーディオ製品の組み立て生産を行っている。
就業員3000人。深セン市100強企業および全国進出口500強企業に入る。
▼▼以下、原田 総経理のプロフィール▼▼
2001年の日経ビジネス特集記事にて、フナイ電機会長が、原田様が総経理をしておられた工場を絶賛したと紹介される。
1968年SONY㈱入社、研究部門で音響製品の設計に従事した後、韓国/香港/台湾/中国のSONY関連会社で開発指導や会社運営に従事。
工場設立や工場再建などにも責任者として数多く携わっている。
2004年SONY㈱退社後明治大学経営学部特別招聘教授を現在までNPOで続けており、同時に年4回程度の学生・院生のインターシップ受入れや日中各企業に対し異文化経営実践学の受入れを行っている。
海外勤務30年中中国駐在15年、現在1人の日本人で従業員3000名の会社を運営している。
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■クオリティマインド林さま ご紹介
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■林様のプロフィール
海外(中国を中心に、台湾,マレーシア,インドネシア,シンガポール,メキシコ)での指導経験を活かし、主に製造業の製造現場にて品質改善・生産性改善指導に携わっている。
日本のモノ造りの心、品質第一の心を中国にて次世代に伝えるのを使命として活動中。
2007年3月より「品質改善・経営革新セミナー」を毎月一テーマシンセンと東莞の二会場で定例開催中。
今年は「生産革新研究会」を立ち上げ、一業種一社限定会員による工程改善実践勉強会を開始する予定。
【略歴】
金沢大学大学院電子工学専攻卒業
横河電機株式会社に24年間勤務
PA/FAシステム製品・コンピュータ周辺装置の開発設計
計測測定機器・電源装置・磁気応用部品の品質保証 2005年独立し主に中国華南地区にて品質改善・経営革新指導