【10/13】八十八企画(やそはちきかく)  シンセン秋の落語会

こんにちは!深セン和僑会の梅山です

みなさん、最近笑っていますか?

“笑う門には福来る”という諺がありますように、いつもにこやかに笑っている
人の家には、自然に幸福がやって来ると言われています。

笑いにはストレスを解消し、生活習慣病を予防し、病気を遠ざける「良薬」
として様々な効果があることが医学的にも注目されています。

今回、上方落語の重鎮・桂米朝率いる米朝一門の若手落語家のお二人
桂佐ん吉氏、桂ちょうば氏、が日本から公演に来られます

深センで本格落語が聞ける滅多にないチャンスですので、ぜひお見逃しなく!
なお今回のイベントは、昨年10月開催したドリームプラン・プレゼンテーションにて
夢プランを発表された、

米山健一さんの「ヤソハチプロジェクト」の一環イベントとして開催されます

お申込みは、以下の八十八企画(やそはちきかく)のメールアドレスに
直接ご連絡ください

※ 深セン和僑会では受付けておりません
開催概要
出演者:桂佐ん吉、桂ちょうば
日時:10月13日(月)19:30~20:40(開場19:00)
場所:深セン市羅湖区南湖路 羅湖大酒店 7階会議室
地下鉄・国貿 B出口 徒歩5分
地図:http://tinyurl.com/qf8sxdx
入場料:大人 150元、高校生以下 80元
80名様限定
申込み:メールにて、お名前、電話番号、申し込み人数をお知らせ下さい。

主催:八十八企画

第四回秋の恒例落語会 シンセン

 

 

6月度特別イベント 『中国における企業文化育成の秘訣を学ぶ、工場見学会』

6月度特別イベント 『中国における企業文化育成の秘訣を学ぶ、工場見学会』 2011/06/28

日時:2011年6月25日(土)14:00-18:00(懇親会18:30-20:30) テーマ:中国における企業文化育成の秘訣を学ぶ、工場見学会 見学工場:東莞パイオラックス(東莞百楽仕汽車精密配件有限公司) 懇親会:新東陽ホテル 参加者:40名 主催:深セン和僑会 主幹事:梅山、副幹事:岡、議事録:梅山

今回は通常の定期イベントではなく特別イベント扱いとして、東莞市塘XIA鎮にある東莞パイオラックス社(東莞百楽仕汽車精密配件有限公司)様の工場見学会を行いました。

この工場見学会は東莞パイオラックス社の総経理である富田氏が深セン和僑会の会員である事から、事務局より「深セン和僑会の方々にぜひ御社の工場見学をさせて頂く機会を提供して欲しい」とお願いし、実現した工場見学会でした。

また今回の工場見学は一般的に行われる「生産現場を学ぶ」といった目的の工場見学だけではなく、以下の2点を主目的として開催させて頂きました。

1.製造業としての工場運営ノウハウだけでなく、企業づくり、人づくりのための企業文化育成の仕組みを学ぶ 2.参加された方が学ぶだけでなく、会社運営の実践の場に活かして頂く

上記2点の目的を達成するために、以下の工夫が施されました。

企業文化育成に関する「仕組み」を多く学んで頂くために、「企業文化紹介ビデオ」、「朝礼大会ビデオ」といった工場見学だけでは見る事が出来ない部分の活動をご紹介頂き、また質疑応答の時間を多めに取って頂きました。

また参加者の条件として、日本人だけでの参加ではなく、会社運営における重要ポストにある中国人幹部社員も一緒に参加して頂くようお願いをしました。

日本人の管理者だけが学んだ場合、それを自社に持ちかえって実践するためには、まず中国人幹部社員に説明して理解してもらう必要があります。しかし人は聞いただけでは表面上の意味は理解しても、本質を理解するのは難しいため、実際に活かされるまで数多くの障壁があります。

そこで中国人幹部社員と一緒に見学、ディスカッションして頂く事ですぐに実践に移せる、という富田社長の自らのご経験からこの様な条件を設けさせて頂きました。

以下、工場見学会の当日の様子を流れにそって、ご紹介します。

  • 現地集合

今回は東莞地区の工場地帯での開催とあって、参加者の移動方法が大変でした。深センから列車で移動する方、広州から列車で移動する方、また車で独自に移動される方、様々な移動方法で現地に集合して頂きましたが、1名の遅刻者も無く今回参加された方の意識の高さが伺えました。

門に到着するなり、非常に好感を持った出来事が有りました。

門番の方々が笑顔で迎えてくれるのです。通常中国の工場では門番は受付の役割もあるにはありますが、それ以上に部外者や不審者を敷地内に入れないための治安上の問題で設置されているのが主な目的です。ゆえに中国の多くの工場では門番が笑顔で迎えるよりも、無愛想な態度で「悪い人は中に入れないぞ」といった治安上の職務意識の方が強いのが通常かと思います。

しかし東莞パイオラックス社では、治安上の目的もありますが、それに加えて門番の方を「お客様に対して会社のイメージを伝えるトップバッター」との位置づけをされています。ゆえに門番の来客者に対する態度を重要視しておられます。

また非常に興味深いのが、門番の方々は自社の社員では無く、外部の会社から派遣されている派遣社員という事です。自社の社員であれば、上記の様な対応をしてもらうための教育や企業文化を伝える事はやりやすいかと思いますが、外部の社員の場合、その教育は派遣元の会社が行います。その外部の社員が笑顔の対応が出来るのは素晴らしい事だと思います。

ちなみに、東莞パイオラックス社での門番経験者はその他の会社に派遣された際には、その能力が認められ班長などに昇格するとの事で、現在ではその派遣会社から東莞パイオラックス社に門番の教育をお願いしますと、お願いされている状況との事です。

  • 会社概要説明、企業文化紹介ビデオ、朝礼大会ビデオ

今回は日本人、中国人の混在した参加者のため日本語が分からない方もいる事から最初の挨拶の後、日本語組みと中国語組みの二つに分かれ会社概要の説明、それから2つのビデオ(企業文化紹介、朝礼大会紹介)を鑑賞しました。

本来であればビデオではなく朝礼大会を含め実際の活動(仕組み)を現場で見たかったのですが、今回の工場見学会ではそれら全てを実現する事は難しくビデオでの鑑賞となりました。しかしビデオの内容が素晴らしく、また富田総経理からの説明が加わった事で東莞パイオラックス社の企業文化や、それがどの様な仕組みによって達成されているのか十分に理解する事ができました。

この企業文化紹介ビデオ、朝礼大会ビデオは社員の実家(家族)に送られており、実家のご両親が自分たちの息子、娘の働く職場を理解するのに役立っており、ご両親から感謝の手紙も届いているとの事です。これらのビデオ以外にも定期的に「パイオラックスの家」という社内報を発行され、それらも社員の実家に送られているとの事です。

また現在社員規模が500名に達していますが、全社員を対象に毎月誕生日会を開き、総経理も同席され社員一人一人にあったプレゼントを贈られているとの事です。通常多くの社員を抱えた場合、買い物カードや電話カードなど形式的で画一的なモノを贈られるかと思いますが、東莞パイオラックス社では社員が多くなってもその社員にあったプレゼントを贈られているという事です。同じ50元のコストでも社員の感動が違う、という結果を招いてます。

他にも様々な仕組みがあるのですが、それらは全て統一の価値観から作られています。それは「社員の成長、社員の将来を考える」という事です。それがベースとなって様々な仕組みが構成されているのです。

  • 工場見学

日本語人グループは富田総経理自ら案内して頂き、中国人グループはパイオラックス社の幹部社員により案内して頂きましたが、工場運営における最新ノウハウが満載の工場でした。詳しい説明はここでは書けませんがキーワードで書かせて頂きます。

・バーコードを利用した管理システム (ペーパーレス、工程チェック、在庫品のフリーロケーション、課税品・非課税品の同一場所管理、トレーサビリティ、通い箱管理、人の管理) ・成型品にバリが発生しない金型管理術 ・見える化を超えた視える化 ・ライン再構成を前提としたライン設計 ・仕掛り品極小のためのワゴン管理 ・省エネのための工場設計、空調設計 ・生産状況確認のための2種類のカドウ率 などなど

  • 質疑応答

質疑応答には予定を超える時間を取って頂き、参加者の方々から日本語・中国語が飛び交う中、様々な質問に対して富田総経理、幹部社員である易氏、孫氏、HAO氏にお答え頂きました。

工場の運営ノウハウに関する事、データ管理に関する事、管理システムを導入する場合の考え方・手順に関する事、企業文化育成に関する事、最近の課題である90後(90年代生まれの社員)への教育方法に関する事、東莞パイオラックス社の過去から現在に至るまでの発展過程に関する事、と多くの質問が飛び交い予定時間をオーバーするほど沢山の質問にお答え頂きました。

  • 懇親会

東莞パイオラックス社近くのレストランに場所を移し、参加者24名、東莞パイオラックス社4名で懇親会を行いました。もっと詳しく聞きたかった事、質疑応答では聞きづらかった事など、1対1で沢山の会話がされた事かと思います。

実は、東莞パイオラックス社の幹部社員はほとんどの方が日本語を話せます。しかしかといって日本語が出来ないと出世できないわけではなく、能力があれば幹部社員になっていける社内制度との事です。日本語を勉強するのは社員が自主的に必要性を感じて積極的に勉強している状態です。これも「人からやらされているのではなく、自分からやる」という仕組みが出来ている事の表れかと思います。

今回参加頂いた皆さまが自社に戻られ、一緒に工場見学をされた中国人幹部社員の方とともに、今後の良い会社作りに少しでも役立って頂ければ、今回工場見学会を引き受けて下さった東莞パイオラックス様、そして我々深セン和僑会事務局一同、大変嬉しく思います。

この場をお借りして、多大なるご協力を頂きました東莞パイオラックス様に再度お礼を申し上げたいと思います。 本当にありがとうございました。

 

6月25日 特別イベント 『中国における企業文化育成の秘訣を学ぶ工場見学会』

6月25日 特別イベント 『中国における企業文化育成の秘訣を学ぶ工場見学会』 2011/06/13
こんにちは!深セン和僑会事務局です
6月の定期イベントを実施したばかりですが、6月25日(土)に特別イベントを行います。
貴重な機会ですので是非、以下の内容をお読みください!

4月に行われました、クオリティマインド、林先生の講演会
『原田則夫経営哲学にみる21世紀型企業経営』において
http://www.szwakyokai.net/M_New_Info_Id02.asp?42.jsp
会場の皆さまにお知らせしていた、
『原田式経営哲学を実践する工場の見学会』が
いよいよ実現する事になりました!

深セン和僑会会員でもある東莞パイオラックス、富田総経理より
工場見学会のチャンスを頂きました。
「今回の工場見学会を実施するにあたって、
先だって、東莞パイオラックス社を訪問してきました。」
本業が製造業ですので、工場における5S管理は当然の事ながら、
バーコード管理による在庫品のフリーロケーション化、作業ミスの減少、ペーパーレス化、
仕掛り品という無駄を極力減らすために工程内から運搬用パレットを撤去、
また、作業標準を書類ではなく、動画を使った“視える化”による工程管理など
製造業にたずさわる人から見れば、まさにノウハウ満載の工場でした。

しかし、東莞パイオラックス社で一番感銘を受けたのは
『企業文化づくり』 に関する部分です!

「笑顔」 「人材育成」 「仕事熱心」 「向上心」 「恩返し」 の5つをキーワードに
企業文化作り、人作りをするための、仕組み作りを富田総経理
自ら率先して行っておられます。
会社を大学に見立て、従業員の成長、従業員の幸せを目指し、
その結果、会社も成長するというモデルを追求されています。

また、東莞パイオラックス社の素晴らしい所は、現状にとどまらず
常に成長していこうとする姿です。
例えば、深セン和僑会でも何度かご紹介している故原田総経理が創り上げた
理想工場 「SOLID社」 を見学された際に、富田氏は非常に大きな気付きを得られ
その後、自社の幹部社員25名を引き連れ、SOLID社にて丸一日研修を行っておられます。
また、昨年10月、深セン和僑会定例会において、居酒屋てっぺんの大嶋社長に
講演をして頂きましたが、
その中で紹介のあった 「元気が出る朝礼」 を講演会終了後、
自社にとっての効果について検討され、
講演会から2カ月後の12月に自社で朝礼大会を実施されるなど、
常に学ぶ態度、実践する態度で会社経営をされています。

まだまだ色々あるのですが、ここでは書ききれませんので、
実際に工場見学会に参加され、ご自身の目で見て、そして感じて下さい。

この企業文化育成は製造業だけに関わるものでは無いと思います。
人が関わる、組織が関わるものには全て適用できるものだと思います。

・会社を良くしたいのに、中国人幹部がついて来てくれないと悩まれている方
・5Sや挨拶などの基本はやっているが、会社をさらに良くするためには
どうすれば良いのか考えている方
・企業文化を作り上げるためには何が重要なのか知りたい方
そんな方にぜひ参加して頂きたいイベントです。

なお、今回のイベントは、受け入れて頂く東莞パイオラックス社の都合上、
人数の制限がございます。
定員を超えた場合はお断りさせて頂く場合がありますので、お早めに
お申込み頂きますようお願い致します。
-----------≪開催内容≫------------
深セン和僑会 6月度特別イベント
テーマ:東莞パイオラックス工場見学会
日時:6月25日(土)14:00~17:00(現地集合受付時刻13:30)
場所:東莞パイオラックスPC新工場
住所:東莞市塘厦鎮林村西湖工業区西富8号
地図:添付ファイル参照
懇親会:18:00~19:30(予定)
工場近くのレストランにて、東莞パイオラックス社の幹部社員を
交えて行います
参加費:
A.工場見学会のみ参加 RMB100/人
B.工場見学会・懇親会とも参加 RMB200/人
交通費:実費清算
移動方法:
ご自身で移動出来る方は現地集合、現地解散とします。
ご自身で移動が出来ない方は、深セン駅に集合し、列車で章木頭駅まで移動、
そこからバス、タクシー等で東莞パイオラックス社まで移動します。
(深セン駅での具体的な集合場所、集合時間につきましては、
お申込みを頂いた方に別途ご連絡します)
帰りは、懇親会のレストラン前からバスが出ていますので、バスで章木頭駅まで移動、
列車で深セン駅まで戻り、解散とします。
申込方法:
1.参加の種類(A.もしくは B.)
2.移動方法(ご自分で移動 もしくは 深セン駅から一緒に移動)
3.お名前(フルネーム)
4.同行者(中国人幹部)のお名前(フルネーム)
5.連絡先メールアドレス
6.当日連絡が出来る携帯電話番号
を、記載したメールを以下のアドレスまで送信下さい。
申し込み確認のメールを返信致します。
メールアドレス:
申込み締め切り:6月22日(水) または、定員に達し次第
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※※※※※ 以下も、必ずお読みください ※※※※※

「また、今回参加の申込みをして頂くにあたって、一つご要望があります。」
これは、工場見学を受けて頂く東莞パイオラックス社の富田総経理からの
希望でもあるのですが、
参加にあたって、皆さんの会社を運営していく立場にある
『中国人幹部を一名連れてペアでの参加』をお願いしたいという事です。

中国における会社の改善は日本人だけでは進みません。
中国人幹部の意識改革が無ければ、絵に画いたモチになりかねません。
今回の工場見学会を、“中国人幹部”の方と一緒に参加して頂き、
そして、どうすればもっと良い会社になるのか中国人幹部と“話し合い”
そして中国人幹部から、さらに部下の“中国人社員へと伝染させる”ためには
どうすれば良いか、それを日本人である皆さまがサポートする。
かつてSOLID社に幹部社員25名を連れて研修に行かれた
富田社長のご経験からも、この方法は非常に有効な事が分かっています。

当日は会社概要の説明やDVDによる企業文化ビデオを視聴して頂き、
それから工場を見学して頂く予定ですが、その全ての工程において
『日本語組み』 と 『中国語組み』 を準備します。
ゆえに、日本語が分からなくても構いません。
会社にとって“一番重要な中国人幹部”に参加して頂いて下さい。

また、工場見学後の質疑応答、さらに懇親会にも、
東莞パイオラックス社の幹部社員の方に参加して頂きます。
そちらで大いに中国人幹部同士で交流をして頂き、
工場見学で疑問に思った事、今後、自社で活用するためにはどうすれば良いのか等
深いところまでお話をして頂き、皆さまの会社運営に役立てて頂きたいと思います。

なお、参加されたい方にとって、状況によっては自社の中国人幹部と一緒に
参加するのが難しい場合もあるかと思います。その場合は、その理由を簡単に
ご説明頂き、お申込み下さい。出来るだけ、対応させて頂きたいと思います。
最後に、中国の古い思想家、荀子の言葉(日本語意訳付き)
と、アメリカで研究された記憶に関するメカニズムのお話を書かせて頂きます。

荀子曰:
不聞不若聞之、聞之不若見之、見之不若知之、知之不若行之。学至行而止矣。

聞く事は大事だが、見る事には及ばない。
見る事は大事だが、理解しなければ意味が無い。
理解する事は大事だが、実践しなければ意味が無い。
学ぶことの最終目的は実践する事にある。

記憶に関するメカニズム:
聞いたことは、10%程度記憶に残る
見たことは、15%程度記憶に残る
聞いて見たことは、20%程度記憶に残る
話し合ったことは、40%程度記憶に残る
体験(実践)したことは、80%程度記憶に残る
人に教えたことは、90%程度記憶に残る
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【深セン和僑会 会員募集】
深セン和僑会では一緒に会を盛り上げていく仲間を随時募集しています
現在の参加メンバーは前向きな明るい方が多く
ビジネス系の会ながらもざっくばらんで自由な雰囲気があります
年齢層は30代から60代と幅広く、女性も多く参加されています
詳しくは、お気軽に事務局までお問い合わせ下さい
深セン和僑会事務局メールアドレス:
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